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Dいつの時代の方、どこの国の方?

別に仙石官房長官に恨みがあるわけでもないですよ。
しかし、この発言、どっち向いているの?それとも旗を下ろしたの?
政権交代の理念じゃないの?

もうちょっと表現を考えて欲しかったなぁ。まずはその記事から…。




仙谷由人官房長官が4月の子育てシンポジウムでの講演で、「専業主婦は病気」と発言していたことが27日、分かった。仙谷氏は同日の記者会見で「そんな表現をした記憶はない。男性中心社会の固定観念が病気であると、絶えず申しあげてきた」と釈明した。

 幼稚園情報センターのホームページによると、仙谷氏は4月26日、全国私立保育園連盟による「子供・子育てシンポジウム」で講演し、「専業主婦は戦後50年ほどに現れた特異な現象」と分析。その上で、「(戦後は女性が)働きながら子育てする環境が充実されないままになった。もうそんな時代は終わったのに気付かず、専業主婦という『病気』を引きずっていることが大問題だ」と発言した。

 仙谷氏は27日の記者会見で「工業化社会に入る前は女性は家事労働もし、(男女で)共同作業をしていたが、戦後の一時期、分業体制が固定化されすぎていた」と持論を展開。「志ある優秀な女性にとっては日本の社会構造は生きにくい」との認識を示した。




この問題は、工業化社会が問題ではないんですよ。

なるほど、仙石さんが言いたかったのは、第一次世界大戦後ポールバレリが言った「精神の危機」という事を言いたかったのですね。失礼しました。
確かに、以前よりも家事労働は洗濯や掃除といっても機械化が進んで楽になっていますよね。そこで、そんなに楽になった時間を何に当てるのか?それこそが問題なんですよね。ITが進んで楽になったのは、検索とショッピング。それを何に当てるのかが、今問われているんですよね。


女性は家事労働しながら、仕事もしてきたんです。
「ヨイトマケの唄」仙石さん達のお好きな唄ですよね。私も大好きです。
しかし、ここに表現されているのは、"父ちゃんのためなら…"そして、父ちゃんの向こう側にある家族に、そして未来にエンヤコラなんだよね。美輪さん!あっ、違った、丸山さん!


ヨイトマケの唄

あ、近頃良くこのヨイトマケの唄を聴いていたら勘違いを発見した。
あのネ、未来には「子供のためなら…って唄っているから未来はあるんだね。
でも、「もう一つオマケに」は過去だ。この国を作ってきてくれた人たちにだね。この解釈でいい?のかな。



そして

愛の賛歌

余談だけど、この美輪さんの唄、思いっきり泣きたい時に聞いてください。希望が見えてきますから…。
そしてね、たしかにエデット ピアフの唄なんだけど、この題名『慈愛の賛歌』に変えませんか?

ぜひ、今の子供たちにもこの二曲は聞かせたい唄ですね。背景の話をしながらね。


昭和40年頃、『これからは女性も高学歴化して、社会に出て高収入を得るようになるだろう。そしてそのために"高齢出産化&少子化"に向かうだろう。子育ても母乳から粉ミルクへ変わる。』と言われた。
そうなりました。なりましたよ!
しかし、その結果、地域力は弱まり、子育てや親の介護はサービス化して家族力が弱まるだろうとすることも言われた。なんでもサービスでまかなおうとすることになる。食事もサービス化する。外食産業の隆盛になるんだけど、これって自民党がやってきたことではないのかなぁ。


何でもお金!経済優先!子育ても介護も全てにお金がかかる社会。そして、金融バブルを経て、もう一度見直そうというのがこの政権の理念じゃなかったっけ?"公"の意識を、利得を見直そうと言うのではなかったっけ?
国民の生活が、投機の対象になるような資本主義の行き着く先の"我欲"はどうやったら付き合わない国づくりしていこうかっていうのが、この民主党政権の旗印なんじゃないの?
ましてや、若者がこれだけ就労に苦労している時代だよ。
地域の民生委員さんたちのなり手が無いのも地域力が下がっている、そして役割は重くなっているからでしょ。
そこに地震などの災害、はては、隣の国からのミサイルとかそうしたこうした問題があった際にどうしようということから、この政権はそのことを解決していこう。という政権なんじゃないの?


昨今も地域のつながりを失い、家族のつながりを失っているのはこうしたことから、地域共同体をどうする、家族のあり方をどうする、また文化の継承をって言っていきたんじゃないの?
そこで、専業主婦の方々が地域にいらっしゃるし、その方々の力も地域力アップ、文化の継承につながると…。
「自助共助」の精神でしょ!そのために「自律共立」なんじゃないの?

以前「自律共律」と書いたんだけど、意味が違っているなぁと感じて直しました。意味は公共を考えた時に"自分を律して他の人と共に立ちあがろうね"という意味です。
本来は「自律自尊」なのかもしれないけど、これだと"自ら"だけになってしまい、伝わりにくいかと思うからだ。
あー、言葉は難しいね。でも、ご指摘をいただいて考える機会が出来ることは、尚素晴らしいと思っています。ありがとうございます。



えー?どっち向いているの?
この政権は旗揚げゲームやっているようだね。


出来るならば、「VIVA!専業主婦(夫)!」と叫んでもらいたいね。そして、ご苦労をお掛けしますが地域のために出来れば何かしてね。赤字の国家財政、地方財政、そこのところ良くわかっていただいて…、というのがあなた方の仕事と思う今日この頃なのだ。

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D櫻井さん、おめでとうございます

正論大賞、おめでとうございます。

かつて、まだ櫻井さんが日テレのキャスターをしていらした頃、夜になると拝見しておりました。
かれこれ長いおつき合いです。(笑)
あの時、あの静かな独特の語り口の中に説得力があってお気に入りの番組でした。あの頃は多くの女性キャスターがいらっしゃったのですが、「女性で唯一アンカーマンが勤まるのは櫻井さんだけ」と評価が周りからも高く、先輩としてとても頼もしく、憧れの方でしたよ。もちろん今もですが…。

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(2002/08/01)
櫻井 よしこ

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近頃はこの正論や雑誌正論、雑誌文藝春秋などなどでも拝読を楽しみにしていますよ。
今回はジャーナリストとしての得意分野での発言。
まさに「おっしゃるとおり!」
まずはその記事から…。

櫻井 良子=ジャーナリスト。国家基本問題研究所理事長。 1945年、ベトナム生まれ。慶応大学文学部中退、ハワイ大学歴史学部卒。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員経て、1980年〜1996年、日本テレビ「きょうの出来事」キャスターを務める。現在フリージャーナリスト、国家基本問題研究所理事長。 薬害エイズ、国民共通番号制、環境行政などを強い姿勢で問い質している。



2010.12.14 02:29

このニュースのトピックス:正論
 ≪木を見て森を見ずの仕分け≫

 菅直人首相は、山積する課題を放置して早々と国会を閉幕した。内政、外交、安保の全分野で何ら見るべき実績がない中で、首相が誇るのが事業仕分けである。

 蓮舫氏らが、自民党が手をつけ得なかった独立行政法人に切り込む姿勢を見せたことなど、たしかに評価すべき点はある。だが、木を見て森を見ずに国益を損なう仕分けも多かった。一例が外務省関連で発生した共同、時事両通信社の大幅仕分けだ。根幹には国家の情報戦略に関する、蓮舫氏以下民主党の不勉強と無理解がある。

 情報力は国力を反映し、さらに押し上げる。だからこそ中国は米国のCNNや英国のBBCに強い警戒心と敵愾(てきがい)心を抱き、独自の情報発信網を世界に広げてきた。
 ≪CNC立ち上げた中国の狙い≫

 CNNやBBCの伝える米国や英国の視点や価値観が世界に浸透し、米英の影響力が維持、強化されてきたことを見抜いた中国は、対抗策として国営メディア新華社が運営するCNCを今年7月に立ち上げた。ニューヨーク市のタイムズ・スクエアを本拠に中国の主張や広めたい情報を、英語で24時間、テレビで放送し始めたのである。彼らは世界117支局に通信員400人を配置済みだが、今後10年で支局数を180に増やす。対外情報発信網の構築に注ぎ込んだ予算は実に800億ドル(6兆4000億円)と報じられた。

 情報戦の重要性を知悉(ちしつ)する中国は全力で彼らの伝えたい情報を世界に行き渡らせ、中国に好意的な国際世論を形成し、自国の外交戦略を遂行しようとする。情報発信が大国の基礎を支える必須要件であり、情報小国は力を喪っていくことを心得ているのだ。 

国家基本問題研究所副理事長の田久保忠衛氏は、かつて日本に「情報植民地」と言われた時代があったことを指摘する。弱小通信社が乱立していた戦前、日本は世界のニュースをロイター、APの両通信社に頼った。日本発の情報さえロイター経由でなければ海外に伝えられなかった。国家の浮沈がかかる情報の受信も発信も、他国に握られていたのだ。

 その脆弱(ぜいじゃく)性を克服すべく、日本は昭和11年に日本電報通信社と新聞聯合社を合体して同盟通信社をつくった。情報の一方的な受け手から、自ら発信し伝達する立場に初めて立ったのであり、わが国と欧米間に情報、通信におけるパリティ(対等性)が生まれた瞬間だったと、田久保氏は指摘する。

 情報発信の最有力手段が通信社だった時代、通信社の盛衰は国家の盛衰と表裏一体だった。そしていまインターネットの出現で情報の世界は産業革命前夜の状況だ。情報発信手段は多様化したが、主要国は自国情報の発信主体として通信社を持つ。米英仏露のAP、ロイター、AFP、イタルタスに、中国のCNCだ。では日本の情報発信はどこが担うのか。

 日本の新聞もテレビも対外情報発信能力は極めて低い。曲がりなりにも海外への情報発信を担うのが共同、時事だが、両社の展望は暗い。部数や広告費の大幅減少で新聞、テレビ各社が契約料値下げを要求、或(ある)いは配信を断る中、2社は互いを潰し合う競争で、体力を失いつつある。そこに事業仕分けでさらなる収入減が襲った。

 両社は在外公館宛(あて)に24時間体制で情報を提供し、各々(おのおの)年契約料2億3700万円と2億5100万円を得ている。これは高すぎると見做され「廃止を含めた見直し」と、現契約終了時点での入札方式採用が決定されたわけだ。

 ≪急がれる二大通信社の統合≫

 良質の情報や的確な分析を恒常的に安く入手するのは難しい。料金の大幅減額は情報と分析の質の低下を招き、在外公館の情報力不足に拍車がかかる可能性がある。両社の経営も一層悪化する。

 国際社会への情報発信で新聞やテレビに多くを望めないいま、実は通信社の機能強化こそ急務で、今回の仕分けは逆方向だと言わざるを得ない。通信2社の情報が高すぎるという蓮舫氏らの根拠はよくわからないが、百歩譲って、仕分けを認めるとしても、この案件もまた、国家全体の姿を考え、日本の命運にとって灼けつくように必要な情報力をどう強化するかという視点抜きには、無意味であり、国益に反する。

 諸国は過去も現在も一国一通信社体制で情報戦に対応してきた。敗戦後、同盟通信社は占領軍によって共同、時事、電通に分割され、以来、国際基準で考えれば弱小にならざるを得ない2社体制で日本はやってきた。2社共に顕著に力を落としつつあるいま、国際情報戦に勝ち残るためにも、早急に統合を進めるべきなのだ。

 政治の役割はその方向で情報力構築の戦略を練ることだ。現時点で2社に要求すべきことがあるとすれば、情報料の引き下げよりも情報の質の向上と分析の一層の深さであろう。全体像を見ずに枝葉末節に拘(こだわ)る仕分けであってはならない。2億や3億の予算を削って2兆数千億円の子ども手当をバラまき、さらに増額をはかる民主党は著しく国益を損ねている。(さくらい よしこ)




今回の事業仕分けで、ピノコッペもまさか削減になろうとは思いもしませんでしたね。
情報ツールに強い若い世代だから、この「情報」の指す意味が充分に認識できていると思っていたからだ。
尖閣の問題もいかに情報戦が多くの場面で繰り広げられているか…。

パソコンが普及してインターネットを介した情報ツールが増え、高速化する中で多くの情報の分析と質の向上が外交や防衛を助け、国力向上になるのか。もちろん情報戦を制することは、平和維持にもつながる。
こうした問題を取り上げもせず、また短時間の論議で形がつく話ではない。
そこで、高速処理できるコンピューターの開発が必要なんですよ。「一番でないといけない」理由はそこにあるんですよ。
ここで余談だが、あの日清、日露戦争に勝利した要因の一つには、各藩が抱えていた情報網が大きく作用したという。俗にいう"忍者"の存在だ。あの当時は人界戦術であったが、その後多くの優秀な情報収集能力を失い、先の戦争で敗戦へとつながっていった。
現在ではイスラエルが、古くはベネチィア共和国もこの情報戦に血道をあげてきたのだ。

小野田さんも長い間あのルパング島で生き抜いてこられたのもビラや捜索隊が残していったものからこの情報を入手し、解析し、質を高めていたからと言って過言ではないだろう。

ジャーナリストとして永年活躍してこられた彼女の提言は、的を得た"情報"という言葉をよく口にしてきたピノコッペにとってもわが意を得たりと思った。
今後、ますますのご活躍をお祈りすると同時に、あの静かな語り口の中でポンポンと鈍っているアタマをたたいてもらいたいと思う今日この頃なのだ。

Dお知らせです

冬期講座チラシ2011_出力見本_edited



冷えは万病の元


布ナプキンのワークショップで講演をしてくださった関東鍼灸学院で"冷えは万病の元"と題して講演会が開催されます。
この季節、冷えを具体的に感じる時だからこの公開講座にぜひ参加してみては如何でしょうか?



Dイケメン、自転車、30代

【昭和正論座】参院選 知りて言わざるは不義 福田恆存(昭和52年7月6日掲載)
2010.2.28 06:58

以前、久々に福田氏の正論が紹介されていた。懐かしいなぁ!
といっても、福田さんの言葉は近頃週刊誌や雑誌で紹介されることがあるのでご覧になった事があるかもしれない。
「新聞はどれでも同じではありません。」こんなCMがあったよね。
まさか、福田さんが産経新聞に寄稿されていたとは…。

ピノコッペ不届きなことに神田に行った際に全集を見つけ、予約して購入。読もうと思いながら読んではいない。(悲)つん読になってます。
この記事も昭和52年だから、まだまだピノコッペは子供。
福田氏を知ったのはそれから10年以上もさかのぼることになるんだなぁ。あー、懐かしい!

今となってはかなり耳が痛い!
日頃の自分を考えると耳が痛い!耳鳴りしそうなくらいだね。(笑)




明確でない「戦争」の目的

 参議院選挙が間近に迫っている。

 与野党あるいは保革逆転、なるかどうか、関心は専らそこにあるらしい。新聞、雑誌ばかりでなく、各政党もそれぞれの候補者を攻守のための将棋の駒としか考えていない。

 選挙もまた戦争である。昔、ヨーロッパに三十年戦争というのがあったが、いまの日本は三十年平和を享受している、そういう平和のご時世にあっては、選挙もまた戦争であるどころか、選挙こそ最大の戦争である。

 戦争である以上、戦術、戦略を考えねばならぬことはいうまでもない。が、その前に考えなければならないことは戦争の目的である、何のために戦争をするのか、それが明確でなければ志気は振わない。候補者は何千万の金を使って戦う以上、勝てば公私いずれかの利得があるに違いなく、たとえ名誉欲と向こう何年かの生計安定のためであろうと、大いに志気を奮い起こすかもしれないが、たった一票一発の機会しか与えられていない主権者の国民にとっては、何のための戦争か、それがはっきりしなくては、赤紙がきても戦場へ駆け付ける気にはなれまい。

 観戦武官の新聞・雑誌がいくら保革逆転が起こりそうだと書き立てても、実際に今の日本が保革いずれを採るべきかという岐路に立たされ、改めてそれぞれの信を問う必要が急に生じたわけではない。もしその必要が生じたのなら、保守与党も革新野党もその国策の大綱において敵と相容れぬ争点を明示し、われわれが喜んで正義の戦に馳せ参じ、たとえ一発の手榴(しゅりゅう)弾といえども最も効果的に打ち込んだという手応えを感じさせてもらいたい。

保革伯仲も鼠色ばかり

 何のための戦争か、いま選挙を行う必要があるのか。身も蓋(ふた)もない本当のことをいえば、六年、三年という任期切れというだけのことで、侵略戦争ほどの必然性もないのである。ここ数年来、観戦武官達が保革伯仲とか保革逆転とかいうことをしきりにとりざたしたがるのは、何のことはない、保が保らしくなくなり、革が革らしくなくなって、両者が伯仲しようが逆転しようがいっこうに変わりばえのしない鼠色の社会になってしまったからである。 なぜそうなってしまったのか。

 こういう鼠色の社会において、われわれはどういうことを目やすにして投票したらよいのか。

 たとえば自民党を黒とする。ロッキード事件が尾を引いている以上、そう仮定しても文句はいえまい。そうなると、黒系党には違いないが、自分は少なくとも真黒ではない、自分の手は汚れていないというアリバイのために鼠色の保守新党ができたりする。そして教育問題などを目玉商品にして、受験地獄の解消などという実現不可能な旗印を掲げる。すると真黒のほうも先進国に追い付け追い越せとばかりに受験地獄の解消、知育より人間教育などと俗耳に入りやすいことを連呼し、昨日までの真黒とは違うという鼠色の身元証明に懸命になる。が、それで受験地獄が解消するなどと思ったら大間違いである。知育より徳育というが、〇×式の確率三割という戦後三十年の試験方式をどうして知育などといえるのか。教育は国政の大本である。それを受験地獄解消などという甘言をもって教育ママを意のままに操ろうとする手に乗ってはいけない。

実現できない空手形では

 反対に共産党を白とする。が、その共産党も安保棚上げをいい、ソ連に対しては全千島列島の返還を要求し、自民党より強硬外交の姿勢を示し、ソ連よりは、あるいは昨日までの真白とは違うという鼠色の身元証明に狂奔している。しかし、他国の野党の選挙演説でソ連が北方領土を返してくれるはずがない。たとえ共産党が単独で政権を取ったところで、いや、そうなればなおのこと、ソ連は北方領土を返さない、どころか、樺太、千島だけでなく、逆に北海道から沖縄までソ連の潜在主権を主張し始めるであろう。ソ連側には終戦時に釧路、留萌(るもい)を結ぶ一線以北の占領を主張した実績があるからである。その事実があってもなくても、北方領土の返還など、外交交渉で簡単に実現できるものではない。しかもそのことを一番よく知っており、そんなことを望んでもいない共産党がそれをいい、田中元首相もモスクワに乗り込んで激しくその実現を迫ったことを自慢にしていた。黒も白も、そんなことは実現しないことを承知のうえで、というより、実現しっこないから安心してスタンド・プレイを見せているだけだ。空手形で票が集められるという点では反米も反ソも同様である。社会党は昔から鼠色であり、そのため、いまや黒白の挟み撃ちにあって、目を白黒させている混乱ぶりは、全く目も当てられない。


国民の馬鹿殿扱いに警戒を

 こうなったら、われわれは何よりも鼠色に警戒しなければならない。国民大衆に受ける俗耳に入りやすい甘言こそ最も警戒しなければならない。『韓非子』に「知らずして言うは不智(愚か)、知りて言わざるは不忠」とある。昔の日本人は、いや、いまでも大部分の日本人は、君主の機嫌をとり、その耳に入りやすい甘言を弄(もてあそ)ぶ追従者を嫌い、手討をも恐れず、君主の耳に逆らうことを進言した直諫(ちょっかん)の士を愛している。民主主義の今日、主権者である国民は、もし自分が「裸の王様」や暗愚の独裁者となりたくないなら、政治家に直諫の士たることを求め、自分の気に入らぬことでも、信念をもってはっきり真実を口にだせる人を探すしかない。『論語』の子路篇にこうある。子貢が孔子に向かって、村人全体から好かれる人はどうか、全体から嫌われる人はどうかと質問したのに対して、孔子はいずれも「未だ可ならざるなり」と答えている。つまり、それだけではだめだ、そういう連中は村人の善き者から好かれ、善くない者から憎まれる者には及ばないと。

 ところが、今日の日本は民主主義を悪用して、黒も白も、右も左も、国民を馬鹿殿様扱いして国民全体から好かれようとしている。そのために鼠色の社会になってしまったのだ。もし直諫の士が容易に見出せないとすれば、せめて万人に間違いなく好かれるようなことをいう候補者だけは避けるにこしたことあるまい。(ふくだ つねあり=劇作、評論家)

 【視点】 民主政治の要諦は「数の力」である。最大多数の政党が政権を獲得するから、ぶんどりの詐術や手練手管が必須になる。ヒラ議員は政党幹部の手駒になり、うそも方便、大衆受けする政策で支持を集める。かくて、堕落した選良が権力を握ることもある。英首相のチャーチルはほかにマシな制度がないといった。

 福田恆存氏は仕方がないから、議員にではなく有権者に「俗耳に入りやすい甘言こそ最も気をつけろ」といっている。有権者が「暗愚の独裁者」になりたくなければ、自分に気に入らないことでも直言する候補を探せと示唆をするのだ。なるほど、財政破綻(はたん)を隠して「税金上げず」「手当あげます」は要注意に違いない。(湯)





あー、やっぱり耳が痛い。
しかしこの時代感覚!さすがだね。

当時はまだまだマスコミも左より報道が多かった時代だ。その中でのこの柔らかなチクリと効く発言も恐れ入った。

先日も日米の軍事訓練中にロシア軍が妨害するという事態が起きている。
アメリカの単独覇権が弱まる中でロシアも中国も北朝鮮も覇権を主張し始めている昨今。
「イケメン、自転車、30代」はどう時代を考えているのだろう。

福田恆存全集〈第1巻〉福田恆存全集〈第1巻〉
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福田 恆存

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しばらくはやっぱり積んでばかりいないで福田さんの本でも読んで反省することにしようと思う今日この頃なのだ。

D海老蔵さん、がんばって!

昨夜の記者会見

いや、ほとほとお気の毒です。
お酒の程を過ぎて、ちょっとした酒飲み同士の痴話げんかでしょ!まァ、大人気ないっちゃ大人気ないけど、良くあることですよ、巷では…。若い人がね、繁華街で飲みすぎて…、若い人でなくてもありますよ。

たまたま、海老蔵さんだったから…。そして相手は元暴走族のリーダーでしょ!
こりゃ、マスコミ飛びつくわね。
政治や経済などを伝えるニュースでも一体何分放映しているのかと…。近頃、ワイドショー化・スポーツ新聞化がますます進んでいませんか?

それならば出頭要請に出ても来ない、相手はマスコミに顔をさらすこともない。この方を追いかけてくださいな。とてもミステリアスですから…。
匿名であれこれは言い過ぎではないの?
充分に有名税を海老蔵さんも払うことになったんだから、もうこの辺でいいんじゃない?


茶の間の正義としては、海老蔵さんは、いい歌舞伎を見せてくれるのが一番。
役者の本分、大切にしてほしいと思うだけです。
しばらくは安静にして英気を養ってほしいなぁ。応援してるよ!

しかし、これって酒税を上げるための複線?
煙草税を値上げの時には、お酒を飲んで暴れる人はいても、煙草を吸って暴れる人はいないんだけど、散々喫煙マナーとか煙草の害についての報道がされて、そこで、伏流煙とか因果関係を説明できないにもかかわらず、喫煙者いじめまでして値上げ!というなんとも味気ない世の中になったもんだと思っていた。

愛煙家通信〈No.2〉愛煙家通信〈No.2〉
(2010/10)
喫煙文化研究会

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この雑誌、なかなか乙でねぇ。
煙草にまつわる歴史も知れて、…。

特に、敗戦の手続きを終えた8月14日の深夜、阿南惟幾陸相が鈴木貫太郎元首相を訪れた際、鈴木の好物の葉巻を一積み、「南方からの到来物」として差し出す。帰った後に書記官に「彼は暇乞いに来た」と言った。数時間後阿南は自決した。主戦派(玉音放送を取り返して最後まで戦闘を続行しようとした人たちがいたのだが…。この辺りは、「日本の一番長い日」という映画にも描かれている)への決別の意思表明としての死だった。(諏訪 澄)

この他にも歴代の宰相の煙草にまつわる話を掲載されていて素晴らしい雑誌だと思った。
あっ、そう言えば、ヒトラーが最初の禁煙論者だったことも笑える。あのヒトラーのヒステリックなまでの演説はそこによるところが大きいのかとも…(笑)
VOL.1も2ともになかなか練った雑誌でしたよ。
たかが煙草、されど煙草!
嗜好品とはそういうものなのですね。

そして今度は酒税を引き揚げのための根回しに、お酒の害について華々しく取り上げるのかしら?

それなら、ペット税などという命のあるしかも痛いも辛いも言えないものに税金をかけるのではなく、ピノコッペも嫌いではない嗜好品としてのスイーツ税(菓子税)などは糖尿病とか成人病の医療費削減のために作ってみてもいいんじゃないかと思う今日この頃なのだ。


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